映画「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」アイアンマンがただただ可哀想な映画だった
シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
Amazonプライムにて映画「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」を見てみました。
その感想を書いていきたいと思います。
※ネタバレ含みます
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あらすじ
数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、国連の管理下に置かれることを巡り、激しく対立するアイアンマンとキャプテン・アメリカ。
さらに、ウィーンで起こった壮絶なテロ事件の犯人として、キャプテン・アメリカの旧友バッキーが指名手配されたのを機に、アベンジャーズのメンバーは大きな決断を迫られる。
過去を共にした無二の親友か、未来を共にする仲間たちとの友情か――ふたつの絆で揺れるキャプテン・アメリカがある決断をしたとき、世界を揺るがす“禁断の戦い(シビル・ウォー)”が幕を開ける。 (HPより抜粋)
概要
2016年4月に公開されたこの映画、
マーベルヒーロー達がそれぞれの意見の対立から2つのチームに分れて戦うこととなります。
アベンジャーズは世界を守るために戦いますが、その戦いの中で犠牲になってしまった人々が大勢いました。(壊したビルのがれきの下敷きになってしまったり、流れ弾が飛んできたり)
それは、まあ敵が攻めてくる(規模でかい)し、対抗しなければしょうがないですし、軍が出て行っても返り討ちに合うのがオチですけどね
アベンジャーズの面々が戦わなかったら世界を救うこともできなかったでしょう・・・
それでも残された人々にとったら、敵はもういないのですから恨む対象は「アベンジャーズ」へ向かっていきます。
そこで今回の映画でヒーロー達の対立のもととなる「ソコヴィア協定」がウィーンでおこなわれることを国連がアベンジャーズに通達しました。
この「ソコヴィア協定」はどこにも属さず国境を越え自警活動を行うアベンジャーズを国連の管理下に置くというもので、国連の支持なくしてアベンジャーズとしてヒーロ活動がおこなえなくなることを意味していました。
この協定に賛同するアイアンマンと自分たちの行動が制限されてしまうことで救える命が救えなくなるという意見のキャプテンアメリカ、双方意見が割れ、決着がつかぬ間に「ソコヴィア協定」の議会に入りますが、ここでとんでもないことが起こります。
キャプテンアメリカの昔の親友ウィンター・ソルジャーことバッキーがその議会を爆破テロをおこしました。(このとき彼は敵に洗脳され自分が何をやっているのかわかりません)
過去作「ウインターソルジャー」で死んだと思われたバッキーが生きていることを知ったキャプテンアメリカは自分が出て行って問題を解決しようとします。(ブラック・ウィドウには行動すると問題が大きくなるから動くなと注意されましたが動きました)
結果、問題が大きくなりキャプテンアメリカ、ウィンター・ソルジャーは捕まりました。
アイアンマンが和解しようと歩み寄りますが、キャプテンアメリカは一度は歩み寄ろうとはしましたがこれを拒否
その後、敵のウィンター・ソルジャーへの接触や意見の対立からアベンジャーズの絆にひびが入っていきます。
そして、アベンジャズが分裂します。
キャプテンアメリカ側
- キャプテン・アメリカ
- ウィンター・ソルジャー
- ファルコン
- ホーク・アイ
- スカーレット・ウィッチ
- アントマン
アイアンマン側
- アイアンマン
- ウォーマシン
- ブラック・ウィドウ
- ヴィジョン
- ブラックパンサー
- スパイダーマン
の6対6で戦いが始まり、
結果はキャプテンアメリカ側がキャプテンアメリカとウィンター・ソルジャーが真の敵との戦いのために戦闘を離脱することになり、力を貸した他4人は逮捕されてしまいます。
アイアンマンもこの戦いの後、真の敵のことを知り、キャプテンアメリカのところに「友達」として会いに単身おいかけていきます。
キャプテンアメリカ達がアジトについた後、アイアンマンもこれに合流し、最初のうちは仲間として行動していました。敵があるビデオを流すまでは。
そのビデオとはウィンター・ソルジャーがアイアンマンの両親を殺してしまうという衝撃的な映像で、激高したアイアンアマンがウィンター・ソルジャーに襲い掛かります。
キャプテンアメリカはこのことを知ったうえでアイアンマンに隠していました。
そして、アイアンマンVSキャプテンアメリカ、ウィンター・ソルジャーの
1体2の戦いが始まり、アイアンマンの執念により2人を追い詰めますが、2人の協力により、キャプテンアメリカがアイアンマンの急所ともいえる胸のリアクターを盾で破壊し、行動不能にしたことで決着しました。
最後はキャプテンアメリカがアイアンマンに手紙を残し、そして逮捕された仲間を助けフィナレーとなります。
感想
対立する2つの意見、それぞれが正義であり正しい意見です。
時間があれば折り合いもつけることができたでしょう。
私が見ていて感じたことはキャプテンアメリカがアイアンマンのことを「友人」だと思っていないなと感じました。
アイアンマンが行った仲間の保護を軟禁だと言い放つ場面がありますが、この言葉って友人に使いますかね・・・
信頼しあっていたならばアイアンマンの行った保護の意味も分かると思いますし、その後、真の敵がわかった際にもアイアンマン側にそのことを「信用されない」という理由から伝えませんでした。
ウィンター・ソルジャーがアイアンマンの両親を殺したことを知っていたても何食わぬ顔でアベンジャーズのリーダとして振る舞っていたり、ばれた後も過去のことだし、ウィンター・ソルジャーも洗脳されていただけと言い放ちますからね~
両親を殺されたアイアンマンも納得するわけないでしょ(笑)
キャプテンアメリカは友人という理由からウィンター・ソルジャーがどんな状態でもかばい続けますが、アイアンマンに対してはどうでしょう・・・
最後の戦いでは満身創痍のアイアンマンを殴打してマスクをはぎとり、弱点のリアクターを自分の最大の武器である、盾で破壊する。これってどうでしょうか・・・
最後のアイアンマンに対して贈った手紙でもキャプテンアメリカ達のことがどうしても必要になったら連絡してきてよってくらいの内容で、揚げ足取りかもしれませんが、この内容ではアイアンマンが仲間が必要な時にキャプテンアメリカが連絡なしでは駆けつけないということではないはでしょうか?
逮捕されたアベンジャーズ面々からのアイアンマンへの言動もひどかったです。
映画を見終わるとアイアンマンがなんだかかわいそうに思えてきました。
※個人的な映画の感想です
それでもマーベルヒーローが1本の映画でたくさんみられるのはよかったです。